レイン開発日誌102003年10月28日
もう少し、イメージつきやすいように、 具体例なんか出しちゃったりして、言葉の定義を考えてみようかなあ。 環境系:世界のこと。単に、データの集まりと言ってもいい。 たとえば、CDとかDVDとかハードディスクなんかは、 立派な「環境系」と言ってもいいだろう。 センサ系:目とか耳とか。ようは、環境系からデータを取得できるもの。 ハードディスクが環境系なら、読込ヘッドがセンサ系にあたる。 センサ系は、知能系に信号(数字)を与える。 知能系:脳のこと。 やることは、単に、入力された情報(数字)を処理して、 なにか数字を出力するだけ。ようは、計算機、CPU。 駆動系:手とか足とか。知能系の命令によって動くもの。 ようは、環境系の状態を変更できるもの。 ハードディスクが環境系なら、書込ヘッドが駆動系にあたる。 駆動系は、知能系の信号(数字)にしたがって、動く。 環境系には、リンゴなどのモノ(データ)が存在している。 (もちろん、環境系にリンゴが存在すると言っても、 リンゴというモノが本当にあるわけじゃなくて、 単に、「10101001」などの数字の集合にすぎないが) センサ系は、その環境系からデータを信号として取得する。 知能系は、その信号から、「リンゴがある」などの判断を行う。 駆動系は、その判断をもとに、手とか足とかで、リンゴを動かしたりする。 すると、当然、環境系のデータは書き換わる。 で、次の瞬間には、またセンサ系が、動いたリンゴを情報として取り込み、 知能系が「りんごが動いた」と判断して、次の行動を決める。 この繰り返しが、生命の活動じゃないだろうか。 |
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